世界中を走る高速鉄道

上海トランスラピッド

新幹線に代表される高速鉄道ですが、現時点で世界最速の高速鉄道は上海トランスラピッドです。上海トランスラピッドは2001年3月1日に工事が始まり、2004年1月1日に開業しました。試験走行の段階では時速約500キロを記録し、商業運行では時速431キロとなっています。

上海トランスラピッドは上海の浦東国際空港~竜陽路駅間の約30キロを結んでおり、この距離を約8分で移動出来るのです。上海トランスラピッドに乗るために上海へ訪れる方は少なくありません。それだけ魅力的な高速鉄道と言えるでしょう。

上海トランスラピッドはドイツで開発された常電導リニアです。そのため、永久磁石によって1センチほど浮上しており、これによって今まで実現出来なかった速度での移動が可能となりました。

また、磁力で浮いていることからリニアモーターカーを思いますが、トランスラピッドとリニアモーターカーには大きな違いがあります。トランスラピッドが約1センチ浮上していることに対し、リニアモーターカーは約10センチ浮上しているのです。日本は地震や地盤の変動が多いことから、10センチの浮上が求められました。現在は上海以外の国でもトランスラピッドの導入が検討されています。